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拳四朗、25歳で背が伸びた 王者ロペスの印象は「普通」

[ 2017年5月17日 14:41 ]

予備検診を受ける拳四朗(手前)とロペス(右奥)。左奥は寺地会長
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 ボクシングのトリプル世界戦(20日、東京・有明コロシアム)の予備検診が17日、都内のホテルで行われ、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は挑戦者の同級4位・拳四朗(25=BMB)が身長1メートル64・5、リーチ1メートル65・8で、1メートル64・5、1メートル65・5の王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)とほぼ同じだった。

 拳四朗は、複数の選手が出席する世界戦の公式行事は初めて。「凄くたくさんの記者がいるので緊張する」と話し、やや老け顔のロペスと初対面した印象を「特に普通ですかね。年上やなあと」と語って笑わせた。自身の身長は1メートル63と思っていたそうで「まだ伸びているんですね」と自分でも驚いた様子。父で元東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永会長は「(ロペスは)リーチが思ったよりも短い。このリーチならジャブの距離が苦にならない」と好印象を口にした。

 一方、拳四朗の印象について問われたロペスは「印象を語るのは相手の方だろう」と貫禄の受け答え。自身のイラストが描かれた世界王者記念オリジナルTシャツを着用し、「コンディションは最高。いい状態で日本に来た」と話した。昨年3月に木村悠(帝拳)から王座を奪取した時より胸囲が5センチ増の91・0センチ、首回りが1・5センチ増の38・0センチとなっており、「世界王者であるための練習をしてきたから」とプライドののぞかせた。

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2017年5月17日のニュース