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村田 自らエンダムと握手「メンチ切るようなタイプではない」

[ 2017年5月17日 14:30 ]

予備検診でエンダム(右)と握手を交わす村田
Photo By スポニチ

 ボクシングのトリプル世界戦(20日、東京・有明コロシアム)の予備検診が17日、都内のホテルで行われ、WBA世界ミドル級王座決定戦は同級2位の村田諒太(30=帝拳)が身長1メートル82・8、リーチ1メートル88・0で、1メートル81・2、1メートル87・5の同級1位アッサン・エンダム(33=フランス)を身長で1・6センチ、リーチで0・5センチ上回った。

 ともに予備検診は初めてだが、村田はこれまで世界戦の前座で出場することが多く、世界戦ならではの公式行事にも慣れた様子。「エンダムはもっと大きいのかなと思っていた。印象では小さいかな」と語ったが、1メートル93と言われていたエンダムよりリーチが長いことについては「ボクシングは踏み込みやタイミングがあるので、長さが直接関係あるのかというと、そうでもない。気にならない」と話した。エンダムには自ら握手を求め、「メンチを切るようなタイプではないので、自然の流れで握手になったのでは。トラッシュトークとか好きじゃないんで、正々堂々と試合できる。楽しみにしている」と語った。

 一方のエンダムも村田との初対面に関しては「特にない。彼が背が高いのは分かっていた」と淡々としたもの。「土曜日(20日)にリングに上がった時に、彼がどう変わるのか楽しみ。自分も変わるので」とニヤリと笑った。食事について問われると朝・夕の2回だけと答え、メニューの質問が出ると、背後のディアス・トレーナーに耳打ちされながら「特別なものは食べていない。普通のものを摂っている」と慎重に話した。

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2017年5月17日のニュース