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大仁田厚 10・31で現役引退「今回は7度目」

[ 2017年5月10日 15:28 ]

還暦引退ツアーを発表した大仁田厚
Photo By スポニチ

 元参院議員のプロレスラー大仁田厚(59)が10日、都内で会見を開き、10月31日に後楽園ホールで現役引退することを発表した。

 「引退は1回、というのが定説ですが、俺は6度も引退し、今回は7度目の引退を迎えます。各方面、いろいろな方にご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。途中、ブランクや政治活動などがあったため、それらを差し引くと俺のプロレス人生は40年になります。当初はFMWの思い出の地・川崎球場、今の富士通スタジアム川崎での引退を考えていましたが、アメフトのシーズン中のため交渉が難航し、断念。2017年に入り10月の引退が少しずつ近づき、また米国での電流爆破が決まったこともあり、デビュー当日のことや米国遠征、最初の引退のことをよく思い返すようになった。やっぱり俺の原点は後楽園ホール。1974年に後楽園ホールでデビューして、左膝蓋骨骨折ののち、1985年に馬場さんに引退セレモニーをしてもらったのも後楽園ホール。商業的にはキャパが引退戦向きじゃないかもしれない。だけどそんなことはどうでもよくて、プロレス人生の節目、いろんなことがあった後楽園ホールのリングで、現役を引退したいと強く思った」と話した。

 また、9月9日のエディオンアリーナ大阪を皮切りに行う還暦引退ツアーの概要も発表。6月10日には、昨年大規模火災があった新潟県糸魚川市でチャリティープロレスに参加することも発表した。

 「ZERO1とともに“イジメ撲滅、地方創生”を掲げ150か所ほど地方を周り、首長にお会いした。大津市長とも意見交換する機会があった。新潟県糸魚川市は邪道軍の保坂秀樹選手の出身地。大変な状況だったと聞いている。6月10日、糸魚川で頑張れの気持ちを込めて“糸魚川チャリティプロレス”に参戦します」と明かした。

 ◇さよなら大仁田、さよなら電流爆破 大仁田厚ファイナルツアー 9月9日(土)大阪・エディオンアリーナ第2/9月16日(土)福岡・博多スターレーン/10月29日(日)愛知・名古屋国際会議場(予定)/10月31日(火)東京・後楽園ホール

 10月31日後楽園ホールのチケットは、6月1日より「さよなら大仁田実行委員会」で先行予約開始、6月中旬よりプレイガイドで発売予定

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2017年5月10日のニュース