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ジョシュア 11回TKO勝ち!クリチコとの激闘制し無敗継続

[ 2017年5月1日 05:30 ]

WBA・IBF世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦   ○アンソニー・ジョシュア TKO11回2分25秒 ウラジミール・クリチコ● ( 2017年4月29日    英ロンドン・ウェンブリー競技場 )

クリチコに勝利し、喜ぶジョシュア(中央)(AP)
Photo By AP

 IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(27=英国)がダウンの応酬の末に元3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(41=ウクライナ)を11回TKOで破り、新旧交代を決定的なものとした。サッカーの聖地ウェンブリーに英国ボクシング史上最高の観衆9万人を集めた一戦で、5回に左フックからダウンを奪取。6回にワンツーを受けてプロ初のダウンを喫したが、11回に右アッパーと左フックで2度のダウンを奪い、猛ラッシュでレフェリーストップ勝ちした。

 ジョシュアは12年ロンドン五輪スーパーヘビー級金メダリスト。96年アトランタ五輪同級金で、プロでもヘビー級の頂点に10年以上君臨したクリチコに13年ぶりのKO負けをつけた。年間最高試合候補に挙がる激闘を制し「俺は誰とでも戦う」と話した27歳は今後、15年にクリチコを判定で破った元統一王者フューリー(英国)、WBC王者ワイルダー(米国)との全勝対決が期待される。

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