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八重樫 夫人がオーナーのカフェ&バー開店 店名に込めた思い「まだ立ち上がれる」

[ 2017年4月16日 20:19 ]

カフェバー「COUNT8」をオープンさせた八重樫東(右)と彩夫人
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(34=大橋)の店が横浜市瀬谷区の相鉄瀬谷駅前にオープンすることが決まり、16日にお披露目パーティーが開かれた。彩夫人(33)がオーナーを務めるカフェ&バー「COUNT8」で、複数の候補から八重樫が選んだ店名には八重樫自身の名前や末広がりを意味する「8」のほかに、「カウント8ならまだ立ち上がれる。何度負けても“もう1回”とやってきた」思いも込められているという。

 八重樫夫妻が好んで通っていた店が閉店し、その店長と「もう1回、みんなでお店をやりたい」と意気投合したのが開店のきっかけ。八重樫自身は経営に関わらないが、「きょうは一生懸命お手伝いしたい」と店員の服装で接客に努め、「自分は広告塔になれれば。お客さんが楽しんで、明日も会社へ行きたいと気分が明るくなってもらえるといい」と話した。店の売りはランチやカフェタイムのスコーン、ディナータイムのイタリア系料理で、ゆくゆくは夫妻の故郷・岩手で獲れる魚などの食材もメニューに加えたいという。店内には八重樫が3階級で獲得した世界のベルトも飾られている。

 八重樫は5月21日、東京・有明コロシアムで暫定王者メリンド(フィリピン)を相手に3度目の防衛戦に臨む。「やりたいこと、いろんなことを試しながら練習している段階。試合まで1カ月を切ってから、やることを絞っていく。相手の強さも知っているし、どのみち厳しい戦いになる」と話したが、「負けをお店のせいにされるのは嫌だし、妻も頑張ってくれているから」と必勝を誓った。

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2017年4月16日のニュース