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村田諒太 初の世界戦決定!5・20、WBA1位エンダムと激突!

[ 2017年4月3日 12:30 ]

世界挑戦が決まった村田諒太
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 ボクシングの帝拳ジムは3日、都内で会見を開き、2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA同級2位の村田諒太(31=帝拳)が5月20日、東京・有明コロシアムで行われるWBA世界ミドル級王座決定戦で、同級1位アッサン・エンダム(33=フランス)と対戦すると発表した。WBC世界フライ級1位・比嘉大吾(21=白井・具志堅)が同級王者ファン・エルナンデス(30=メキシコ)に挑戦するWBC世界フライ級タイトルマッチ、WBC世界ライトフライ級4位・拳四朗(25=BMB)が同級王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)に挑むWBC世界ライトフライ級タイトルマッチと合わせてトリプル世界戦となる。

 村田は「ミドル級の世界戦を日本でできるのはありがたく思う。ミドル級は大変だと聞かされていたが、選手ではなく周囲のサポートが大変と分かった。その恩恵をしっかり結果で返したいと思う」と意気込んだ。エンダムについては「間違いなくタフな選手。この選手に勝てれば自分は強い人間と胸を張って言える」と話した。帝拳ジムの浜田剛史代表は「このクラスは試合が決まること自体が相当大変なこと。デビューから4年経って、ちょうどいい時期。技術も全部身につけた。あとは当日にプラスアルファができるかどうか」と元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二氏以来、国内2人目の同級世界王者誕生を期待した。

 13年8月プロデビューの村田は12戦全勝(9KO)。3月18日にWBA世界ミドル級正規王者ダニエル・ジェイコブス(米国)が、WBA同級スーパー王者である3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に敗れ、WBA王座が空位となったことで、世界挑戦のチャンスが巡ってきた。対戦相手のエンダムはカメルーン出身で、同国代表として04年アテネ五輪と16年リオデジャネイロ五輪に出場。WBA世界ミドル級暫定王座とWBO世界ミドル級王座を獲得している。通算成績は37戦35勝(21KO)2敗。

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2017年4月3日のニュース