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元王者マヨルガ 1年7カ月ぶりのリングへ 目標はマリガリート戦

[ 2017年3月31日 15:33 ]

 4月1日(日本時間2日)にニカラグアの首都マナグアで元2階級制覇王者リカルド・マヨルガ(43=ニカラグア)が1年7カ月ぶりにリングへ復帰する。

 対戦相手はハディエル・セペダ(34=メキシコ)で、戦績は30戦12勝(9KO)17敗1分。ライトヘビー級で行われるこの復帰戦は元王者のロセンド・アルバレス氏によってプロモートされるという。

 アルバレス氏によると、最終的にマヨルガは元世界ウエルター級王者アントニオ・マルガリート(39=メキシコ)との対戦を目標にしているとのこと。同氏はスポーツ専門局ESPNのスペイン語メディア「ESPNデポルテス」に対して次のように語っている。

 「マヨルガはショーマンだね。セペダ戦での3000席のチケットはすでに完売さ。彼が復帰を決めた理由は2つあって、1つは家族を養うためのお金を稼ぐこと。もう一つの理由はマルガリート戦を実現させるためさ。復帰の際のテストはすべてパスしているよ。セペダ戦の結果次第になるが、その次は元王者のヨリボーイ・カンパス(45=メキシコ)との試合になるかもしれない。この2試合をクリアすれば、マルガリート戦の可能性が出てくるね」。

 デラホーヤなどとともに2000年代の中量級をけん引したマヨルガとマルガリート。しかし、その当時に両者が拳を交えることはなかった。全盛期での対戦とはならないが、試合が実現となれば、ファンの話題を集めることになるだろう。ちなみに、マルガリートは2012年に一度引退も、昨年3月に現役復帰。8月にはサウル・アルバレスの兄ラモンに判定勝利を収め、復帰後2連勝を飾った。

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2017年3月31日のニュース