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江藤3兄弟三男・伸悟、正念場の再起2戦目「アグレッシブに KOで」

[ 2017年3月31日 14:59 ]

セミファイナルで対戦する江藤光喜(左)と正木脩也
Photo By スポニチ

 ボクシングの江藤3兄弟の三男で日本スーパーフェザー級10位の江藤伸悟(27=白井具志堅)が正念場となる再起2戦目に臨む。4月1日、東京・後楽園ホールで行われる59・4キロ契約8回戦で、6戦全勝(3KO)のホープ正木脩也(23=帝拳)と対戦。スーパーフェザー級(リミット58・9キロ)での試合と勘違いしていたため、3月31日に東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた前日計量は300グラム軽い59・1キロでパス。正木はリミットの59・4キロだった。

 江藤伸は15年12月、東洋太平洋同級王者・伊藤雅雪(伴流)に挑戦して判定負け。昨年6月の再起戦でも末吉大(帝拳)に敗れ、2連敗となった。同11月には正木との対戦が予定されていたが、ケガにより延期。「ケガでできなかった分も含めて、しっかり勝つことが大事」と抱負を述べた。「この試合に勝つか負けるかで、ボクシングをしていく上での分岐になる。上を目指す意味で、ボクシングを続けていく上でも絶対に負けられない」と話し、「相手を見すぎると手が出なくなるので、アグレッシブに行きたい。勝つならKO。倒しに行くときは思い切り打ち込む」と予告した。

 一方の正木にとっては飛躍するチャンス。「テレビで見ていた選手なので、決まったときはビックリした」と明かしながらも「経験豊富な選手とできるのはうれしい。これに勝たないと、先へ進んでいきたい。ここで落としたらダメだという気持ちはある」と意気込みを口にした。江藤伸については「スラッとしていて、きれいなボクシングをする。左の使い方がうまいの注意したい」と説明し、「自分も左が得意なので、そこで負けたくない。左ボディーが得意なので、そこを一番磨いてきた」と語った。

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2017年3月31日のニュース