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大竹「パッキャオ似」ゴメラを警戒 「右ストレートで勝つのが理想」

[ 2017年3月16日 14:44 ]

東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦に臨む大竹秀典(左)とゴメラ  
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦(17日、東京・後楽園ホール)の前日計量が16日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、同級1位の大竹秀典(金子)はリミットより100グラム軽い55・2キロ、同級2位ジェルビルト・ゴメラ(フィリピン)は600グラムアンダーの54・7キロでパスした。

 元日本スーパーバンタム級王者の大竹は2014年11月、英国リバプールで当時のWBA世界同級王者スコット・クイッグ(英国)に挑戦して判定負け。現在はフェザー級で世界ランク入りしているが、スーパーバンタム級で戦うのは世界戦以来2年4カ月ぶり。タイトルマッチも世界戦以来で、「勝てば世界ランクも上がるし、勝って当たり前と言われる試合よりもモチベーションは高い」と抱負を述べた。減量苦は特になかったというが、「どうしても以前と比べてしまうので、調整では今までのルーティーンは無視した。体の状態はいいと思う」と35歳のベテランらしい落ち着きものぞかせた。

 対戦相手ゴメラの印象については「顔がパッキャオに似てる」と笑い、「振りが良くて、思い切りが良さそう。序盤は気をつけたい」と警戒も口にした。世界挑戦は自身を見直す良いきっかけになったと明かし「プレスは武器として使うけど、勢いだけでは上には通用しないと思う。今一番練習しているのは倒せるパンチ。狙いすぎず、右ストレートを出して勝てるのが理想」と話した。

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2017年3月16日のニュース