元王者モズリー　現役続行に意欲「５月の試合でキャリアは終らない」

シェーン・モズリー（ＡＰ）
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　元３階級制覇王者シェーン・モズリー（４５＝米国）のボクシングキャリアはまだ終わらない。昨年５月にＷＢＡ世界ウエルター級暫定王者のダビッド・アバネシヤンと対戦して判定負け。５年ぶりの戴冠を逃がす結果となったが、ボクサーとしての闘争心が消えることはなかった。

　「体調が良いと思える限り、引退するつもりはないね。この先、どれだけ長く続けられるか分からないけれど、５月でキャリアに終止符を打つつもりはないよ。ボクシングは自分の人生そのものなのさ」。

　これは米国のボクシングサイト「ボクシングシーン・ドットコム」が８日に掲載したモズリーのコメント。５月５日にロシアでマゴメド・クルバノフ（２１＝ロシア）との対戦が正式決定したが、話の中の「５月」とはそれを意味する。クルバノフ戦は空位のＷＢＯインターコンチネンタルスーパーウエルター級王座が懸かる一戦。これに勝利し、世界戦へとつなげたいところだ。