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尾川、世界獲りへ山中がお手本 足腰強化の必要性痛感

[ 2017年1月17日 05:30 ]

山中(左)、リナレス(中)と走り込みキャンプを行った尾川は海岸で上半身を脱ぎアピール
Photo By スポニチ

 ボクシングの日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(28=帝拳)がジムの先輩、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(34)の安定感を身につけて世界を狙う。

 山中らに同行した沖縄走り込みキャンプは16日、最後のクロスカントリー走を実施。終始安定した走りを見せた山中から引き離され「ペースがバラバラだった。(山中)慎介さんは筋力があるので、疲労がたまっても安定したペースで走れる」と脱帽した。

 21戦20勝(16KO)1敗のハードパンチャーだが「上半身の力だけで倒している。下半身に切れが出ればもっといいパンチが打てる」と足腰強化の必要性を口にした。

 昨年12月に日本王座3度目の防衛に成功。次戦は3月の予定だが、「次の世界王者」と期待されるからこそキャンプ参加が実現した。「当たれば誰でも倒す自信はある。あとは12ラウンド殴れるスタミナと攻防一体のボクシングができるか」とレベルアップを誓った。

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2017年1月17日のニュース