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KO狙いやすい!三浦、エバーラスト社製グローブで世界再び

[ 2017年1月7日 05:30 ]

WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦   同級1位 三浦隆司《12回戦》同級2位 ミゲル・ローマン ( 2017年1月28日    米カリフォルニア州インディオ )

エバーラスト社製のグローブでミット打ちを行う三浦
Photo By スポニチ

 前WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦がKOを狙いやすい新グローブで指名挑戦権をゲットする。挑戦者決定戦で米エバーラスト社製グローブの「パワーロック」を使用することを都内での練習後に明かした。昨年10月ごろから練習に導入し、「海外で評判が良いので使ってみたら感触が良かった。相手に効きやすいし、ミットやサンドバッグを打っても手応えがある」と説明した。

 15年11月に三浦からベルトを奪った現王者バルガス(メキシコ)が同社製を使用。「やたらパンチが硬かった。グローブで違うのなら効かせられるものを使いたい」と導入を決めた。従来は革の薄いメキシコのレイジェス製が“効かせるグローブ”だったが、葛西裕一トレーナーは「日本人はレイジェスで拳を痛めやすい。でも、パワーロックは効かせるのに痛めづらいと聞いている」という。三浦も「革が薄いというより素材が詰まっているのでは」と話した。

 同じ興行ではバルガスがベルチェット(同)相手に防衛戦を行う。三浦はローマンを倒せばバルガス―ベルチェットの勝者への挑戦権を得る。今年の目標を問われると「王者返り咲き。それしかない」と言い切った。

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2017年1月7日のニュース