田口 V5も内容反省「ベルトがここにあることだけが救い」
大みそかに引き分けで5度目の防衛に成功したWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(30=ワタナベ)が2日、都内で会見を開き「ベルトがここにあることだけが救い」と反省した。
挑戦者カニサレス(ベネズエラ)の足を使う戦い方は予想外だったが、「対応力のなさが出た」と苦笑。IBF王者・八重樫東(大橋)やWBO王者・田中恒成(畑中)との統一戦には「やる機会があればやりたい」と意欲を見せながらも、「おとといの内容ではどうこう言える立場じゃない」と控えめだった。内山高志と河野公平の敗戦でジムの世界王者は1人だけ。「自分が引っ張っていかないと、と思うようになった」と自覚も口にした。
続きを表示