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内山 判定負けに「うまくさばかれた」「余力残しちゃったのがつらい」

[ 2016年12月31日 22:29 ]

WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   同級2位・内山高志―スーパー王者ジェスレル・コラレス ( 2016年12月31日    大田区総合体育館 )

判定負けにうなだれる内山。背後は喜ぶコラレス陣営
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 プロボクシング・ダブル世界戦(東京・大田区総合体育館)のメーンイベントで、WBA世界スーパーフェザー級2位・内山高志(37=ワタナベ)が1―2の判定負けで王座奪取に失敗した。

 内山との一問一答は次の通り。

 内山「せっかくのリベンジマッチをみんな楽しみにしてくれたのに申し訳ありません」

 ――作戦は。

 「5回ぐらいから当たり出して自分のペースになったと思ったけど、思ったより相手が避けるのがうまくて、さばかれた。スピードもあって、なかなか入りづらかった」

 ――攻撃は。

 「練習したことがちょっと出せなかった。右フックとかボディーとか」

 ――中盤から終盤のボディーは効いていた。

 「あそこを攻められればよかったけど、さばくのがうまかった」

 ――相手は反則まがいのホールディングも。

 「あれもテクニック。うまくほどいて打たないといけない」

 ――ポイントは。

 「ちょっと取られたかなと。(判定は)ダメかなって思いました。リベンジはもっとハッキリした内容で取らないといけない。KOも狙わないといけなかった」

 ――勝負を懸けたラウンドは。

 「やっぱりボディーが効いてから。6回ぐらいから行こうというのがあったが、出足が遅かった。なかなか相手のペースが落ちなかった。カウンターがうまくて踏み込めないところがあった」

 ――力を出し切れた?

 「余力を残しちゃったのがつらい。不完全燃焼ではないが、もっと出し切れたかな」

 ――うまく逃げられた。

 「前回よりも納得はしている。ポイントで負けたので。実力を出し切って最後にゴングを聞いてこれだったので、仕方がないというのはある」

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2016年12月31日のニュース