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小国 当日計量一発パス“五郎丸ポーズ”不発も 体調「バッチリ」

[ 2016年12月31日 10:41 ]

体重計に乗る小国は緊張気味
Photo By スポニチ

 31日夜にゴングを迎えるボクシングのIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(島津アリーナ京都)の当日計量が、同日午前に同会場で行われた。王者ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)は58・4キロ、挑戦者の小国以載(28=角海老宝石)は58・9キロで、ともに一発でパスした。IBFの規定では前日計量のリミットである55・3キロから4・5キロ(10ポンド)までの増加が認められている。

 小国は「きのう、村田さんの試合を見てさらに緊張した。昨夜は12時くらいに寝たけど(朝)4時過ぎに目がさめて、そこから試合のことを考えると眠れなくなって。6時くらいから1時間くらい寝たかな」と、いくらか硬い表情だった。

 前日計量後は体にいいと言われるスッポン雑炊、夜はバイキングでディナーをとり、体調面は「バッチリです」とキッパリ。「下馬評は不利だけど番狂わせをおこしてKOで勝つ」と気合をいれた。

 最後は「ルーティンはあるか?」と聞かれて“五郎丸ポーズ”を披露。周囲の反応は薄く「すべってしまった」と、小国節でリラックスに努めて試合に備えた。

 一方、グスマンは淡々と「勝つのみ。いい会場で気に入った。また日本で試合をする。ナンバー1の挑戦者を用意しておいてほしい」と、早くも小国戦の次の試合に触れる余裕を見せた。

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2016年12月31日のニュース