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内山 王座返り咲きへ決意「勝つことに全パワーを注ぎます」

[ 2016年12月29日 16:27 ]

大みそか決戦を控え調印式を終えたコラレス(左)と内山は健闘を誓い合う
Photo By スポニチ

 31日に東京・大田区総合体育館で行われるダブル世界戦の調印式と記者会見が29日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで開かれた。

 WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチでスーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)と再戦し、王座返り咲きを狙う同級2位の内山高志(37=ワタナベ)は「今回再挑戦できたことについて、コラレス陣営にありがとうと言いたい」とコメント。4月にまさかの2回KO負けを喫し「プロで初めて負けを味わって、それをバネにやってきた。練習は充実していたし、順調に来ている。勝つことに全パワーを注ぎます」と決意表明した。

 一方、コラレスは「TOKYO」と書かれた黒キャップを着用し、リラックスムード。「コンディションも良く、モチベーションも高く、ここにいる。試合が大変楽しみ」と話し、「メンタル的に強くなり、勝利へのハングリーさも増した。ぜひ勝者となりたい」と意気込んだ。10月には母国パナマで車を運転中に他の車両を回避しようとして建物に激突する事故を起こしたと報じられたが、「相手の運転手の不注意によるもので、大けがもせずに警察が処理した。大げさな事故なら、今ここにはいない」と強調した。

 オフィシャルはレフェリーがマーク・ネルソン氏(米国)、ジャッジはデレク・ミルハム(オーストラリア)、フィリップ・ベルベケ(ベルギー)、セサール・ラモス(プエルトリコ)の3氏。グローブは内山、コラレスともに黒を選択した。

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2016年12月29日のニュース