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クロフォード ロマチェンコ戦を熱望 体重落としてキャッチウエイトで

[ 2016年12月9日 13:41 ]

ワシル・ロマチェンコ (AP)
Photo By AP

 米国のボクシングサイト「ボクシング・ニューズ24」は8日、稼げるビッグマッチを求めるテレンス・クロフォード(29=米国)がワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ)との対戦を熱望していると報じた。

 両選手ともにトップランク社に所属。ロマチェンコ陣営が興味を示せば実現する可能性はある。しかし、スーパーライト級王者のクロフォードとスーパーフェザー級王者のロマチェンコ。体重差がありすぎる。そこで、クロフォードは体重を落として137ポンド(62・14キロ)のキャッチウエイトでの対戦を視野に入れているという。

 スーパーフェザー級のリミットは130ポンド(58・97キロ)で、対戦ならロマチェンコは7ポンド(3・17キロ)の増量が必要。それに対してスーパーライト級のリミットは140ポンド(63・5キロ)なので、クロフォードは3ポンド(1・36キロ)減で済む。

 この数字を見ると、あまり現実的ではないかもしれない。クロフォードのトレーナーは次のように語る。「137ポンドのキャッチウエイトで1000万ドル(約11億4500万円)の報酬があれば、体重を落としてロマチェンコと対戦するさ。でも、実現はしないだろうね。ロマチェンコは(クロフォードに比べて)体が小さいからテレンスに圧倒されてしまうのではないかな」。クロフォードは10日(日本時間11日)にジョン・モリーナ(34=米国)との防衛戦を予定。まずはこの試合に集中するべきだろう。

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2016年12月9日のニュース