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UFC代表「マクレガーはメイウェザー氏と戦わない」その理由とは?

[ 2016年12月9日 11:22 ]

UFCのダナ・ホワイト代表 (AP)
Photo By AP

 総合格闘技UFCのダナ・ホワイト代表(47)は同団体のライト級王者コナー・マクレガーとプロボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏が戦うことなどありえないと考えている。

 両者の対戦は以前から報じられているが、いまだに実現には至っていない。対戦するにしても、ルールが問題だ。UFCのもので行うのか、それともボクシングマッチか。ただ、マクレガーは先月にカリフォルニア州のボクシングライセンスを取得。妥協してオクタゴンではなく、四角いリングでメイウェザー氏に対戦を挑もうというつもりなのだろうか。ファンの夢は膨らむが、ホワイト代表は冷静に現実を見ている。以下は8日のインターナショナル・ビジネス・タイムズ(電子版)に掲載された同代表のコメントだ。

 「マクレガーはメイウェザー氏と戦わないし、メイウェザー氏も同様だ。2人が戦うことは決してない。メイウェザー氏がパッキャオと対戦した時のことを考えてほしい。ボクサー同士のマッチだったのにもかかわらず、実現まで一体どれだけの時間がかかっただろうか(互いが異なる競技であれば、なおさら実現まで時間がかかる)。ボクシングで輝かしい実績を残したメイウェザー氏だよ。マクレガーと勝負なんてしないだろう。2人の戦う姿を想像できるかい?UFCのルールであれば、マクレガーはメイウェザー氏にキックもできるが、ボクシングだとそれも無理なんだよ」。

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