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来月13日 女子ダブル世界戦 宮尾、古川がともに日本人対決

[ 2016年11月12日 18:17 ]

12月に世界戦を行う(右から)宮尾綾香、古川夢乃歌、東洋太平洋王座決定戦出場のチャオズ箕輪

 ボクシングのワタナベジムは12日、東京都品川区の同ジムで会見を開き、12月13日に東京・後楽園ホールで女子ダブル世界戦を開催すると発表した。元WBA女子世界ライトミニマム級王者で、9月に大橋ジムから移籍してきた宮尾綾香(33=ワタナベ)がWBO女子世界アトム級王者の池山直(47=フュチュール)に挑戦。WBA女子世界ライトミニマム級王者の古川夢乃歌(22=ワタナベ)が初防衛戦で東洋太平洋女子ライトフライ級王者・岩川美花(33=高砂)の挑戦を受ける。また、同じ興業では元アマチュア全日本女子選手権7連覇のチャオズ箕輪(29=ワタナベ)がプロ3戦目でカーリング・リヴァス(27=フィリピン)と東洋太平洋フライ級王座決定戦を行う。

 宮尾は「移籍初戦で世界戦を組んでいただいて本当に光栄」と笑顔。池山には日本ボクシングコミッション(JBC)が女子を公認する以前の2006年にTKOで敗れたことがあり、「当時は実力差があまりにもあった。あの時の自分とは違うと、倍返しじゃないけど、返さないといけない」と雪辱を期した。

 古川は8月に王座を奪取後、「チャンピオンとしての自覚を持つことが大事と感じている」とコメント。岩川については「テクニックが凄い。パワーがあってスピードもある。対策をしっかりしないといけない」と表情を引き締めた。箕輪はプロ2戦目を戦った韓国で「リング上が芝だらけ、血だらけという、アマではやったことがない環境を経験できた」そうで、「最初は動きが硬かった。最初から自分の動きができるようにしたい」と話した。

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2016年11月12日のニュース