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大みそかにダブル世界戦 再戦に内山「リベンジしたい」田口はV5戦

[ 2016年10月21日 15:55 ]

大みそかにダブル世界戦を行う内山(右)と田口
Photo By スポニチ

 ボクシングのワタナベジムは21日、都内で会見を開き、大みそかに東京・大田区総合体育館でWBAのダブル世界タイトルマッチを開催すると発表した。スーパーフェザー級では前スーパー王者で現同級3位の内山高志(36=ワタナベ)が4月27日に2回KOで敗れた現スーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)との再戦で世界へ再挑戦。ライトフライ級では王者・田口良一(29=エワタナベ)が同級3位カルロス・カニサレス(23=ベネズエラ)を相手に5度目の防衛を目指す。

 内山は「前回は一方的にやられてしまったので復しゅう、リベンジしたいという気持ち。必ず勝ってチャンピオンに返り咲きたい」と抱負。6月からジムワークを再開しており、今後フィジカルトレーニングなど本格的に練習に取り組む。「初めて世界戦が決まったような気持ちで、とにかくうれしい。同じ相手に2回負けたくない」と話した。

 田口の挑戦を受けるカニサレスは身長1メートル53と小柄ながらプロデビューから16戦全勝(13KO)の右ボクサーファイター。昨年10月には現ランキング1位のロベルト・バレラ(コロンビア)を判定で破っている。田口は「全勝でKO率が高く、打ち合いが好きなタイプ。今回は打ち合いに持っていって勝ちたい。自分を評価してない人たちにも評価してもらえる試合がしたい」と話し、「内山さんが復帰してくれてうれしく思う。内山先輩と勝って盛り上げたい」と意気込んだ。

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