内山 現役続行を正式表明「もう1回世界チャンピオンに」
ボクシングの前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(36=ワタナベ)が12日、東京都品川区のワタナベジムで会見し、現役続行を正式表明した。大みそかに現スーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)との再戦が内定しており、近日中に正式発表される。
内山は4月27日にコラレスにまさかの2回KO負け。12度目の防衛に失敗し、6年半守ってきたベルトを手放した。すぐにロードワークは再開したものの、「本当に続けたいのかどうかあいまいだった。一度気持ちが落ちたら体力も落ちるのではという心配もあった」と現役続行には迷いがあったという。だが、6月頃からジムワークを再開して体力に衰えがないことを実感し、7月頃からマスボクシングやスパーリングを行ううちに「やりたい気持ちが強くなってきた」と自らの意思を確認。1週間ほど前にワタナベジムの渡辺均会長に「続行します」と伝えた。
目標について聞かれると「もう1回世界チャンピオンに返り咲きたいという気持ちが一番強い」と内山。「負けた相手とやりたいという気持ちが強い。けっこうコテンパンにやられたけど、やれば次はいけるという自信はある」と言い切った。
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