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和毅 国内復帰へ!協栄ジムとの所属契約で“再出発”

[ 2016年10月8日 05:30 ]

握手をかわす亀田興毅氏(右)と金平会長
Photo By スポニチ

 ボクシングの協栄ジムは7日、亀田3兄弟の三男で元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25)と所属契約を結び、近日中に日本ボクシングコミッション(JBC)へボクサーライセンスを申請すると発表した。都内で会見した金平桂一郎会長は「所属ジムが決まった今、申請すればライセンスは速やかに発行されると思う。なるべく早い時期に国内で試合をさせたい」と話した。

 和毅は13年12月の次男・大毅の「負けても王座保持」問題で亀田ジムがJBCから事実上の活動停止処分を受けて以降、日本で試合ができない状態だった。しかし、9月に東日本ボクシング協会へ移籍希望を申請し、協会も協力を約束したことで、金平会長が長男の亀田興毅・亀田プロモーション社長(29)に連絡。協栄ジム所属を希望したため快諾したという。興毅と大毅はかつて所属した協栄ジムを金銭未払いで提訴した(後に和解)が、金平会長は「ジムOBを支援するのは当たり前」とした。

 スーツ姿で同席した興毅社長は「これでようやく俺も動きだせる」とホッとした表情。来月15日のメキシコでの試合へ向け、米ラスベガス合宿中の和毅も「素直にうれしい」と話しているという。一方、JBCの秋山弘志理事長は「申請があれば協議する。選手を処分したわけではないし、せっかくの芽を摘むことはない」と見解を示した。

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2016年10月8日のニュース