×

辰吉寿以輝“聖地”デビュー!A級昇格へ「余裕のよっちゃんでぶっ倒す」

[ 2016年9月30日 14:59 ]

6回戦で対戦する辰吉寿以輝(左)とモンキー修平

 ボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(46)の次男、辰吉寿以輝(20=大阪帝拳)が30日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)でプロ6戦目となるスーパーバンタム級6回戦の前日計量に臨み、リミットより400グラム軽い54・9キロで一発パスした。自身初めて東京・後楽園ホールのリングに上がる試合で、通算5勝(2KO)8敗1分けのモンキー修平(25=大星)と対戦する。

 辰吉はリミットより軽かった理由を「たぶん(大阪からの)移動で落ちた」と説明。過去5戦について「納得できた試合は一つもない。もっとスカッと勝ちたい」と話した。後楽園ホールは父・丈一郎が90年9月にプロ4戦目で日本バンタム級王座を獲得した場所で「特別な思いはないけど聖地みたいな感じなのでやりたかった」とコメントしたが、父から後楽園について何か聞かされているかと問われると「何一つない」と苦笑した。

 勝てば8回戦出場が可能となるA級ボクサーへの昇格が可能となる。自身へのテーマとして「いつもどおり左ですね。ジャブを突いて」と語り、「余裕のよっちゃんでぶっ倒す。見ていて面白い試合をしたい」と意気込んだ。

続きを表示

2016年9月30日のニュース