×

村田 東京五輪へ強化充実を要望「いいスタートを切ってほしい」

[ 2016年8月22日 05:30 ]

ナイキのイベント参加者と記念撮影する村田(中央)

 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太(30=帝拳)が、20年東京五輪へ向け各競技団体が早期に強化体制を充実させるよう訴えた。

 契約するナイキが都内で開いたイベントに参加し、リオ五輪での日本勢について「ロンドンでの好成績にあぐらをかいてしまった競技もあれば、柔道は強化体制を見直して結果を出した。選手の上に立つ組織の大切さを感じた」と“選手目線”で指摘。「リオが終われば東京へのスタート。うまくいった競技を見習って、各選手、連盟がいいスタートを切ってほしい」と要望した。

 今回最も感動したのは陸上男子400メートルリレーの銀メダルで、「完全に実力で米国に勝つ日が来るなんて。バトンパスの技術という日本らしい部分も出してくれたし、日本全体に勇気を与えたんじゃないか」という。強豪がそろうミドル級での世界挑戦実現へ、「自分も自信を持ってやりたい気持ちになった」と刺激を受けていた。

続きを表示

2016年8月22日のニュース