新日・棚橋　五輪レスリングの高谷にエール「メダル取ったら自慢できる」

　新日本プロレスの棚橋弘至（３９）が１７日、大阪市内で本紙取材に応じ、リオ五輪でメダルの期待がかかるレスリング男子・フリースタイル７４キロ級の高谷惣亮選手（２７＝ＡＬＳＯＫ）に、「金メダルを取って格闘技界を盛り上げて」とエールを送った。

　高谷とは昨年、日本レスリング協会の公式サイトの新春企画として対談した。「イケメンでしたよ～」と当時の印象を振り返った。新日の二枚目担当・棚橋と同様、高谷も勝利後の派手なパフォーマンスや俳優・斎藤工に似せたパーマヘアで「エロかっこよく金メダルを取ります」と宣言するなど、その言動でも女性人気を集める存在。「発信力がある。現在のレスリングに留まらず、レスリング界の行く先や自分の未来をちゃんと見据えていた」ところにシンパシーを感じたという。

　「メダル取ったら、“俺、前に対談したんだよ！”って周囲に自慢できる」と笑う一方で、「五輪はレスリングの新しいファンを獲得できる大チャンス。メダルを取って格闘技界全体を底上げして欲しい」と真面目に激励。「将来はプロレスに転向する道もある。金メダリストからの新日？大歓迎ですよ」と期待した。

　この日は、大阪文化館・天保山（大阪市港区）で開催中の人気ゲームを特集した「モンスターハンターミュージアム」（２８日まで）で主要作品を解説する“案内役”を務め、大のモンハン好きとしてマニアックなトークで来場者を沸かせた。２年前、当時小学３年生だった息子の夏休みの自由研究で一緒にモンハンの武器・大剣を作った思い出も語り、よきパパぶりもアピールした。

　実はレスリングの高谷もモンハン好き。棚橋は「いつか“ひと狩り”行きましょう！」と一緒にプレーする約束をしたが、「まだ果たせていない」と明かしていた。