×

和気、スパー打ち上げ 初世界戦も気負わず「おまけみたいな感じ」

[ 2016年7月10日 05:30 ]

練習で笑顔を見せる和気

IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦 同級1位・和気慎吾VS同級2位ジョナタン・グスマン

(7月20日 エディオンアリーナ大阪)
 IBF世界スーパーバンタム級1位の和気慎吾(28=古口)が世界初挑戦へ向けたスパーリングを打ち上げた。この日はジムの同僚を相手に5ラウンド。右ジャブで自分の距離をつくりながら得意の左ストレートを打ち込み、要所で手数をまとめるなど仕上がりの良さをうかがわせた。

 「いい経験でした。いろいろな選手とスパーができて、勉強になることばかりだった」と充実の汗を拭い、大一番直前にもかかわらず「特別な気持ちはないし、世界戦はおまけみたいな感じ」と余裕の笑顔を見せた。

 先月下旬には自身初めてフィリピンからパートナー2人を呼び、10日間の集中スパー。同国スーパーフライ級王者ジョナス・スルタンらと拳を交えた。グスマン対策として距離の詰め方や打つタイミングなどのアドバイスを受けることもあり、「いい選手だった。とても充実した時間を過ごせた」と感謝した。減量も順調で、今後は練習の強度を落とさずに量を減らして本番に備える。

続きを表示

2016年7月10日のニュース