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アルバレスVSゴロフキン 来年秋にも実現?プロモーター明かす

[ 2016年6月24日 16:25 ]

カネロ・アルバレス (AP)

 サウル・アルバレス(25=メキシコ)とゲナンジー・ゴロフキン(34=カザフスタン)、ボクシング界のスーパースター2人が拳を交えるというファン垂涎のカードが実現に向かいつつある。

 アルバレスのプロモーターを務めるオスカー・デラホーヤ氏は23日に自身のツイッターを更新。「21日にトム・ロフラー氏(ゴロフキンのプロモーター)が我々のオフィスを訪れ、アルバレスとゴロフキンのビッグファイトを来年秋に行うことで合意に至った」とフェンへメッセージを発信した。

 しかし、ロフラー氏はメディアに対してデラホーヤ氏と会ったことは認めたものの、「拘束力のある契約を結べたら良いのだけれど、まだ、我々はそうした契約を交わしていない」と正式決定ではないことを強調。それでも、「互いに試合を積んで、来年秋の対戦を目指したいね」と今後も交渉を続ける考えであることを明かした。

 両陣営は来年9月に対戦することで基本合意に達したと伝えた米国のヤフースポーツは、15カ月という期間がアルバレスに有利に働くと主張。ミドル級のリミットである160パウンド(72・5キロ)でまだ戦ったことがないアルバレスは、体を自然なミドル級の選手へと作り上げる時間が与えられるからだ。

 一方、ゴロフキンは一年以上かけて自分の名前を売ることはできるかもしれないが、現在34歳の同選手は時間が経てば経つほど、力が衰えることも考えられると同メディアは懸念している。

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