マクドナルド、判定でトンプソンに完勝 ファイトナイト・オタワ
総合格闘技のＵＦＣは１８日（日本時間１９日）、カナダ・オンタリオ州オタワのＴＤプレイス・アリーナで「ファイトナイト・オタワ」を開催した。
メインでは、ＵＦＣウエルター級１位のローリー・マクドナルド（２６＝カナダ、１８勝３敗）が、同２位のスティーブン・トンプソン（３３＝米国、１２勝１敗）と対戦。多彩なフットワークと回転力のある打撃を繰り出すトンプソンが５ラウンドにわたって主導権を握り、５０―４５、５０―４５、４８―４７の大差判定で勝った。マクドナルドは「タイトル戦だよ、タイトル戦！ロビー・ローラーとタイロン・ウッドリーの勝者とやらせてくれ」と早くもタイトルマッチを要求した。
セミメインではライト級からウエルター級に転向したファイター同士の対決が実現、ドナルド・セラーニ（３３＝米国、２９勝７敗）がパトリック・コーテ（３６＝カナダ、２４勝９敗）と対戦した。セラーニは、第１ラウンドからコーテを圧倒、第３ラウンドに左フックを２発浴びせ、２分３５秒で見事なＴＫＯ勝利を飾った。セラーニは試合後「ライト級だろうがウエルター級だろうが何でもいい。（７月前半の）ＵＦＣ２００前後には合計３６試合あるみたいだから、そのうちの一つで戦えたらうれしいね」と次の戦いに目を向けた。
次のＵＦＣのイベントは「ファイトナイト・ラスベガス ドス・アンジョスＶＳアルバレス」が日本時間７月８日に行われる。
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