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内山 ジムワークを再開 去就は「五分五分」

[ 2016年6月14日 19:18 ]

<ワタナベジム激励会>ファイティングポーズを取る内山

 ボクシングの前WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(36=ワタナベ)が14日、ジムワークを再開したことを明かした。

 同日に浦和市内で開かれたジム後援会の激励会にWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(35=同)、WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(29=同)とともに出席。去就については「どうするかは決めていない。まだ分からない。五分五分」と話し、「先々週からジムワークを始めた。体を動かさないと気持ち悪いし、もの凄く試合がしたくなった時に体力が落ちていてはいけない。体力を落とさないようにやっている。ミット打ちもちょこっとやっているし、スパーリングも全然やりたい気持ちがある」と説明した。

 内山は4月27日に行われた12度目の防衛戦でジェスレル・コラレス(24=パナマ)に2回KO負けを喫して6年以上守り続けた王座から陥落。試合翌日のテレビインタビューでは「再戦したい気持ちが強くなった」と現役続行に意欲を示し、3日後には自身のブログでロードワーク再開を明かしていた。コラレス戦の映像は見ていないが「復帰しようと思ったら悪いところを直さないといけないので必ず見る」と語り、「やるんならコラレスと(再戦と)いう気持ちはあるが、向こうも試合があるのでどうなるか分からない。いつやりたいという気持ちになるか分からないし、いつまでにやりたいというのもない。今は未定です」と強調した。

 先週は8月下旬に試合を控える田口とともに宮古島へ気分転換の旅行に出かけたが、現地でも走っていたという。「アマの五輪予選で負けた時は200%ボクシングはやらないと思ったのに、数カ月後にはやりたくなってプロに入った。もうちょっと経てば答えは変わってくると思う」と話した。

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2016年6月14日のニュース