×

バルガス 初防衛に成功 三浦は年内にも世界再挑戦の可能性

[ 2016年6月5日 14:54 ]

 WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は4日(日本時間5日)、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われ、王者フランシスコ・バルガス(31=メキシコ)―同級3位オルランド・サリド(35=同)は引き分けでバルガスが初防衛に成功した。

 昨年11月、激闘の末にバルガスに敗れた前王者・三浦隆司(帝拳)がリングサイドで観戦する中、試合は序盤からサリドが攻め込んではバルガスが強打を返す展開。10回にはバルガスがサリドをロープに追い込む場面もあったが、終盤は互いに消耗して決定打を欠いた。採点はジャッジ1人が115―113でバルガスを支持したものの、残り2人は114―114のドロー。試合後は三浦もリングに上がって両者の健闘を称えた。

 バルガス―三浦戦は日米メディアから昨年の年間最高試合に選ばれており、関係者の間では再戦を希望する声が多い。バルガスの防衛成功により、三浦は年内にも世界再挑戦する可能性が出てきた。

続きを表示

2016年6月5日のニュース