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“ボクシング界のゆうこりん”水着で計量「きれいな顔なので負けられない」

[ 2016年6月5日 14:20 ]

計量を終えた黒木優子(左)と挑戦者のグロ

 ボクシングのWBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ10回戦(6日、後楽園ホール)の前日計量が5日、東京都文京区の日本ボクシングコミッションで行われ、4度目の防衛を目指す王者・黒木優子(25=YuKOフィットネス)はリミットを100グラム下回る47・5キロ、挑戦者でWBC女子世界アトム級12位のノル・グロ(25=フィリピン)は300グラムアンダーの47・3キロで一発パスした。

 この日、拠点の福岡から空路上京した“ボクシング界のゆうこりん”はアジサイのように見える華やかなライトブルーの水着で登場。相手について「予想していたよりも小柄だなと思った。きれいな顔なので負けられないと思った」と抱負を述べ、「けっこう前に出てくるので前に出さないことが大事。ガードを上げて出てくるけど、打ち終わりはガードが下がるので狙って打っていきたい」と作戦を明かした。

 2年前に左足首を痛めた影響で昨年は膝に痛みが移り、3週間前には腰が痛くなったという。スパーリングを中止してマスボクシング中心の練習に切り替えたというが、「だいぶ治った。アドレナリンでどうにかなる。病院は試合のあとに行きます」と話した。苦手なサウスポー相手克服に返しの右フックを練習してきており、「世界王者になってからKOがない。今回こそはと思っているし、それがサウスポー相手ならなおさら」と意気込んだ。

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