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有川 10回TKOで日本ウエルター級新王者、東大中退の変わり種

東大中退の日本ウエルター級新王者・有川(左)と川島会長

 ボクシングの日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦は28日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者の同級1位・有川稔男(31=川島)が10回1分46秒TKO勝ちで初防衛を狙った王者・新藤寛之(29=宮田)を破り、新王者となった。タイトル初挑戦の有川は1回に左フックでダウンを奪う上々のスタート。新藤の左ストレートと右ボディーを浴びながらも終始前へ出てパワーパンチを当て、10回途中に新藤陣営のタオル投入によりTKO勝ちした。有川は17戦13勝(11KO)4敗、新藤は22戦17勝(6KO)4敗1分け。

 「たまたま1ラウンドに左フックが当たった。あれがなかったらどうなっていたか」。試合を分析した有川は、チャンピオンになった感想を聞かれ「なかなかいいものではあるけれど…。目標はKO勝ちと右手を骨折しないことだったけど、たぶん折っちゃっているので落ち込んでいます。6ラウンドぐらいだったかな」と苦笑した。強打の代償で右拳を何度も骨折し、手術を3度経験。今回も右手中指の付け根部分に触れ「骨はずれてはいないけど押すとコキッていいます」と首をすくめた。

 神奈川・聖光学院から入学した東大を中退し、自衛隊入隊を目指してトレーニングしていた際に試合を見てボクサーを志したという変わり種。ただし、「やるからには高いハードルを自分に課すのが好き」と日本王者を目標に掲げてきた。約5年続けている清掃業のアルバイトでは高層ビルに出向くことが多く、「高いところは好きです。自分はムラッ気なので、東京のあちこちへ行けて楽しい気分になる」とニヤリと笑った。

 元WBC世界スーパーフライ級王者の川島郭志会長はジム創設17年目で初の王者誕生。「天才。考えていることが深いので読めない」と愛弟子をイジリながらも、「やっと(王者が)出たなという感じ。ありがとう、有川」と感謝していた。

[ 2016年4月28日 22:07 ]

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