インタノン　敗戦も判定に持ち込み「すがすがしい」

どっちが勝者？大差判定勝利の河野だったがＫＯできずガックリ。右は挑戦者

ＷＢＡ世界スーパーフライ級タイトルマッチ１２回戦 ○王者・河野公平　３―０判定　同級７位インタノン・シッチャモアン●

（4月27日 大田区総合体育館）
　河野に大差の判定で敗れたインタノンだったが、タイの先輩のデンカオセーンとテーパリットをＫＯした王者に最後まで立ち続け「負けたけどすがすがしい。フルラウンド戦えたからね」と潔かった。

　序盤にバッティングで左目の上を腫らし、パンチで左目の下を打たれ視界が狭くなり不利になった。「全てを出し切れたが、バッティングがなければもっといい試合ができた」と話し、再戦を希望した。