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三浦 5・7再起戦決定!秋田から家族呼び一丸調整

[ 2016年4月16日 05:30 ]

5月7日に再起戦に臨むことが決まった三浦(右)

 ボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(31=帝拳)が5月7日に後楽園ホールで、フィリピン人選手と再起戦を行うことが決まった。昨年11月、米ラスベガスでバルガス(メキシコ)に逆転TKO負けして陥落。米メディアがそろって年間最高試合に選んだ激闘だったが「一番悪いぐらいの内容だった」と振り返り、「ディフェンスと体の動き」を見直すため3月からスパーを再開した。

 再起へ向け、故郷の秋田で暮らしていた彩美夫人と2人の子供を東京へ呼び寄せた。11年に帝拳ジムへ移籍後は「ボクシングに打ち込むため」東京へ単身赴任する形を取っていたが、「負けてしまったから、それ(別居)が良かったのかどうか。もう一度やるなら家族に協力してもらいたかった」と同居を決意した。

 「家に帰ったら食事が用意されているのでありがたい」。当初は過去最高の70キロまで体重が増えたが、身近なサポートを受けて「現段階では以前よりも調整がうまくいっている」と三浦。家族全員で失ったベルトを取り戻す。

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2016年4月16日のニュース