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田中がWBOミニマム級王座返上、2階級制覇目指す

[ 2016年4月7日 17:33 ]

 世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級チャンピオンの田中恒成(畑中)が7日付で王座返上届を提出したことを同日、所属ジムが発表した。階級を一つ上げたライトフライ級での2階級制覇を目指すため。5月28日に名古屋国際会議場でレネ・パティラノ(フィリピン)とノンタイトル10回戦を行う。

 田中は昨年5月に日本選手最速のプロ5戦目で世界王座に就き、大みそかには初防衛を果たした。ライトフライ級は、世界ボクシング協会(WBA)の田口良一(ワタナベ)や国際ボクシング連盟(IBF)の八重樫東(大橋)らが王者。年内の王座奪取を狙う田中は「日本人王者とタイトルマッチをやりたい。そのためにも次の試合で自分のボクシングを確立させたい」と意気込みを語った。

 戦績は田中が6戦6勝(3KO)、パティラノは18戦15勝(7KO)1敗2分け。

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2016年4月7日のニュース