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豪州ブリスベンでUFC ハントが初回TKO勝ち、中井は判定負け

[ 2016年3月21日 15:29 ]

メーンイベントでミア(左)を攻めるハント

 総合格闘技のUFCは20日、オーストラリア・ブリスベンのエンターテイメント・センターで“UFCファイトナイト・ブリスベン”を開催した。

 メーンイベントでは、圧倒的な声援を受けるヘビー級ランキング9位のマーク・ハント(41=ニュージーランド)が、元UFCヘビー級王者で同級10位のフランク・ミア(36=米国)と対戦。第1ラウンド残り2分になったところで、ハントの右ストレートがヒット、ミアは膝から崩れ落ちでレフェリーストップ、3分1秒でのTKO 勝ちとなった。

 ハントは「勝負には常に勝者と敗者がある。今夜、オレたちのどっちかが敗者とならなければならなかったのは悲しい。フランクはいいヤツだ。俺と戦ってくれたことに感謝する。そしてリスペクトだ。勝とうが負けようが関係ない。この時に感謝しなくちゃ」と大歓声を浴びながら答えた。

 また、プレリミナリーファイトでは、一昨年9月に行われたUFC日本大会でUFCデビューを飾った日本の中井りん(29)が、レスリー・スミス(33=米国)と対戦。中井よりもはるかに長いリーチを持つスミスに対して、果敢にタックルに行き、テークダウンを狙い続けたが、判定で0―3の敗戦だった。

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