×

ハヤブサさん急死 空中殺法で人気も…47歳くも膜下出血で

[ 2016年3月5日 05:30 ]

2010年、車いすでNHK「ア・リアル」制作発表会見に出席したハヤブサこと江崎英治さん

 華麗な空中殺法で人気を博したプロレスラーのハヤブサ(本名・江崎英治=えざき・えいじ)さんが3日にくも膜下出血のため死去した。47歳。所属事務所が4日に発表した。

 関係者によると、ハヤブサさんは3日、都内でのライブに参加予定だった。時間になっても現れなかったため、一人暮らしのハヤブサさんの食事の世話などをしている知人が都内の自宅を訪れたところ血を吐いて倒れ亡くなっていたという。

 ハヤブサさんはプロレス団体FMWのエースとして90年代から活躍。高い身体能力を誇るマスクマンとして大仁田厚、天龍源一郎らと名勝負を繰り広げた。しかし、01年10月の試合中に頭から落下し、頸椎(けいつい)損傷の重傷を負った。一時は全身不随となったが懸命なリハビリにより、つえを突きながらの自力歩行ができるまで回復していた。最近は車椅子でプロレス関係のイベントに登場したり、シンガー・ソングライターとしても活動。6、7日にも都内でライブを予定していた。通夜・告別式は近親者で執り行い、後日「ハヤブサを偲(しの)ぶ会」を開催する予定。

続きを表示

2016年3月5日のニュース