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曙 サップに雪辱追い風 ルール変更で投げ、関節技OK

[ 2015年12月9日 05:30 ]

大晦日に対戦が決まり橋本マナミ広報大使を抱え笑顔を見せるボブ・サップ(右)と曙

 年末の新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2015」(29、31日、さいたまスーパーアリーナ)の会見が都内で行われ12年ぶりの再戦が決まった曙(46)はボブ・サップ(41)へのリベンジを誓った。

 大相撲から格闘家に転向したデビュー戦で屈辱の初回KO負けを喫した03年の大みそかを忘れることはない。「苦しみと悔しさをずっと胸の奥に押し込んできた。いずれリベンジしたいと思っていた」。大みそかの格闘技イベントが復活して雪辱の舞台が用意され「二度と苦しい思いをしたくない。絶対に勝ちます」と力強く宣言した。

 ルール変更が追い風だ。前回は立ち技による打撃のみのK―1ルールだったが、今回は投げ技や関節技も認められるシュートボクシングルール。榊原実行委員長は「曙にとっては投げられるから、前回とは違う展開になる」と予想する。試合は3分3ラウンド。元横綱は「プロレスの動きを覚えたので試合で生かせる。1ラウンドを終えて、2ラウンド目に作戦を考えます」と長期戦での決着に意欲を見せた。

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2015年12月9日のニュース