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三浦 悔しさ胸に帰国 勝負の9回を反省「不用意過ぎた」

[ 2015年11月24日 07:12 ]

ラスベガスから帰国した三浦

 ボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(31=帝拳)が24日、米ネバダ州ラスベガスから羽田着の航空機で帰国した。21日に同級1位フランシスコ・バルガス(30=メキシコ)と5度目の防衛戦を行い、ダウンを奪いながらも9回に逆転TKO負けし王座陥落。試合当日の朝から約36時間寝ておらず、ようやく機内で3時間ほど就寝したという。

 「ちょっと眠たい時もあったけど、寝たくないなと。寝ようとすると悔しさが込み上げてくる」。最も後悔するのは勝負が決まった9回。挑戦者の顔面が腫れ上がり右目がほぼふさがる中、この回をしのげばレフェリーが試合を止める可能性が高かっただけに、「もうちょっと慎重に出て行けば。不用意過ぎた」と唇をかんだ。

 敗れたとはいえ、テレビ局やWBCなどの評価は高く、再戦の機運は高まっている。今後はしばらく休んでから練習を再開する予定。地元・秋田から家族が上京しており、東京観光などをしてリフレッシュをする。

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2015年11月24日のニュース