井岡、前王者レベコと大みそかの再戦「ＫＯかＴＫＯで勝つ」

　ボクシングの井岡ジムは６日、世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級王者の井岡一翔が１２月３１日にエディオンアリーナ大阪で、２度目の防衛戦を同級２位のフアンカルロス・レベコ（アルゼンチン）と行うと発表した。４月２２日に井岡が２―０の判定で勝ち、世界３階級制覇を達成して以来の再戦となる。

　大阪市内の所属ジムで記者会見した２６歳の井岡は「ここで負けたら前回勝った意味がない。ＫＯかＴＫＯで、誰が見てもはっきり分かる勝ち方をしたい」と気合十分。間を置かない再戦にも「向こうにオプションがあったので。準備をしっかりすれば問題ない」と力強かった。

　９月に初防衛戦をクリアした。順調にステップを踏めば、陣営は来年中にも王座統一戦を行いたい意向を示した。