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高野人母美おなかすいて“妄想地獄” 残り5日で5キロ減量必要

[ 2015年11月6日 05:30 ]

過酷な減量のため、ストーブの前でタオルをかぶり汗を出す高野

WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者ダニエラ・ベルムデス≪10回戦≫高野人母美

(11月11日 後楽園ホール)
 世界初挑戦するモデルボクサー高野人母美(28=協栄)が“飢餓地獄”に陥った。5日に都内で練習を公開し、前日計量までの残り5日間でスーパーフライ級のリミット(52・1キロ)まで体重を4、5キロ落とす必要があることを明かした。

 8月上旬に63キロから徐々に減量開始。14年6月の初黒星時に「早い段階から落として練習がまともにできなかった」ため今回は最後に一気に落とす方針で臨んだ。だが、既に「イトーヨーカドーの食品売り場に住む夢を見る」とこぼすほどの極限状態。「体重が落ちてパフォーマンスできるのか心配」と漏らした。今後は飲まず食わずで計量を迎える。「減量はボクサーの義務。言い訳にはならない」と協栄ジムの金平会長。ボクサー高野のプライドが問われる。

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2015年11月6日のニュース