メイウェザー49戦全勝で“有終の美” ベルトに判定圧勝
ボクシングのWBA・WBC世界ウエルター級王座統一戦が12日(日本時間13日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデンで行われ、この試合がラストマッチと公言していた統一王者フロイド・メイウェザー(38=米国)がWBA暫定王者のアンドレ・ベルト(32=米国)を3―0判定で下して防衛に成功。伝説の元世界ヘビー級王者ロッキー・マルシアノ(米国)に並ぶ49戦全勝を達成し、有終の美を飾った。
メイウェザーは4回、カウンターの右ストレートを顔面に浴びせてベルトにダメージを与えると、6回には左アッパー、フックを繰り出す。7回にはベルトの左フックを受ける場面もあったが、主導権は渡さずに最後の12ラウンドを戦い終えた。
1996年にプロデビューを飾ったメイウェザーは、98年10月にWBC世界スーパーフェザー級王座獲得後、ライト、スーパーライト、ウエルター、スーパーウエルターの計5階級で世界王座獲得。今年5月にはマニー・パッキャオ(36=フィリピン)との「世紀の対決」を制して話題となった。
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