×

日系ブラジル人の木村 延長戦制した、ビッグマウスも反省

[ 2015年7月4日 21:02 ]

K―1 WORLD GP 2015

(7月4日 東京・代々木第2体育館)
 「K―1 WORLD GP 2015」スーパーファイト65キロで日系ブラジル人の木村“フィリップ”ミノル(マイウェイジム)がマサロ・グランダー(オランダ)との延長戦を制し、判定勝利を収めた。人気ラッパーのZEEBRAとUZIを従えた生ラップで登場。大歓声を浴びてのリングインだ。

 試合前には「俺以外はみんなザコ」などとビッグマウス全開。だが、負けた時にはツイッターに「切腹しろ」などと書き込まれることもあるというレアキャラだ。この日は1Rにカウンターを浴びて尻もちをつき劣勢となったが、3回に強引な連打からダウンを奪って延長戦に持ち込むと、その後も攻撃に手を緩めず試合を制した。だが、足技を使ったのは全ラウンドで2度しかなく、ほとんどボクシングだったが当たれたば一撃必殺の破壊力を持っていた。

 試合後は自信満々な態度がウソだったかのように反省しきりだ。「ぎりぎりの勝利だったので思い描いていた内容とは程遠い。70キロの王者とガチンコで殴り合って勝つことを考えているのでまだまだ」と首をひねった。

続きを表示

2015年7月4日のニュース