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たけし 天笠に“珍金言”死んだふり、足踏んで番狂わせだ

[ 2014年12月19日 05:30 ]

激励のためジムを訪れたビートたけしは天笠との写真撮影に応じる

WBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者ギジェルモ・リゴンドー(34、キューバ)―WBA10位・WBO6位 天笠尚(29、山上)

(12月31日 ボディメーカーコロシアム)
 大みそかのTBSのボクシング中継番組「KYOKUGEN2014」で総合MCを務めるビートたけし(67)が18日、都内の山上ジムを訪問し、2団体統一王者のリゴンドーに挑戦する東洋太平洋フェザー級王者の天笠尚に珍アドバイスを送った。

 中学時代にヨネクラジムに通い、競技経験のあるたけしは無敗の王者の強さを承知した上で「なめてきたらビッグチャンスだね」とニヤリ。まずは「1回に(パンチをもらって)効いちゃったふりをして、(仕留めに)来たらカウンターをガツンと入れればいい」と“死んだふり作戦”を伝授。さらに前足の位置がかぶりやすいサウスポーとの対戦だけに「キッズリターン(映画)のシーンでも使ったけれど、(レフェリーにばれないように)足を踏んづけて殴るのもある」と反則まがいの裏技まで伝えた。

 世界の舞台で戦う心構えを問われると「オレは自分の方が上だって(周囲を)見下すことにしている」とアドバイス。天笠は勝率「3%」と弱気だが、世界の北野は「勝つか負けるかは50%。大番狂わせを期待しているよ」と心強いエールを送っていた。

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