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ロマゴン、井上を挑発…初防衛成功後の標的「八重樫さんより弱い」

[ 2014年11月14日 05:30 ]

スパーリングを行うゴンサレス

WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者・ローマン・ゴンサレス VS 同級8位・ロッキー・フェンテス

(11月22日 横浜国際プール)
 初防衛戦を控える世界3階級制覇王者のゴンサレスが都内で、5ラウンドのスパーリングを公開した。日本フライ級王者の村中優(フラッシュ赤羽)相手に多彩なコンビネーションブローを披露。9月に八重樫東(大橋)から王座を奪ってから、わずか2カ月での試合だが「すぐにジムワークを再開した。準備は整っている」と仕上がりに自信を示した。

 今回はフィリピン人選手との対戦だが、ゴンサレスはいつでも日本人選手の対戦を受け入れる心積もりだ。「来年は井上とやるかもしれない」とニヤリ。12月30日にWBO世界スーパーフライ級王座に挑戦する井上尚弥(大橋)をターゲットに挙げ「八重樫さんより井上の方が弱い。ボディーが弱そうだし、私のプレッシャーに耐えられないと思う。経験も不足しているしね」と珍しく挑発した。次戦に勝って、1階級上のスーパーフライ級王者になった井上との対戦が理想で「4階級制覇したい」と語った。

 まずはフェンテス戦に勝たなければ、来年につながらない。40戦無敗の怪物は「できる限り早い回でKOする」と力強くKO勝利を約束した。

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