全日本プロレス、営業責任者の急病で3大会中止 秋山社長が報告
全日本プロレスは2日、11~12月のシリーズ「2014世界最強タッグ決定リーグ戦」の一部大会を中止すると発表。3日には公式サイトに秋山潤社長(44=リングネームは秋山準)の名義で声明を発表し、中止の理由が営業責任者の急病によるものであることを明らかにした。
中止となったのは、11月26日の栃木県総合文化センター、同30日の新潟県・上越市観光物産センター、12月3日の福井県産業会館で行われる3大会。
秋山社長は「ご迷惑・ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません」と大会中止を謝罪したうえで、「3大会の営業担当責任者が、多発性脳梗塞など生命に関わる緊急を要する病に突然倒れ、チケット販売や会場設備の手配など、全てにおいて開催を成立できない状態になりました」と事情を説明。「本人から引き継ぐ情報が不確か」なため引き継ぎもできない状況で、開催が不可能になったという。
「宇都宮・上越・福井の3大会を楽しみにしていただいたファンの皆様には突然の発表で誠に申し訳ございません。何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます」と重ねて謝罪し、「今後はさらに気を引き締め、ファンの皆様に楽しんでいただける大会をお届けするべく、選手・スタッフ一丸となり精進してまいります」としている。
「2014世界最強タッグ決定リーグ戦」は11月16日に東京・後楽園ホールで開幕し、12月6日の大阪・ボディメーカーコロシアム第1競技場で優勝決定戦が行われる予定となっている。
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