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秋山2年7カ月ぶり復帰戦で涙の判定勝ち 八重樫戦から刺激

[ 2014年9月21日 05:30 ]

2年7カ月ぶりの復帰戦を飾った秋山(c) Naoki Fukuda / WOWOW

 米国の人気格闘技UFCの日本大会が20日、さいたまスーパーアリーナで行われ、ウエルター級3回戦で秋山成勲(39)はアミール・サドラー(34=米国)を判定で破り、2年7カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。

 左膝前十字じん帯断裂から復活した02年釜山アジア大会柔道男子81キロ級王者は2回、強烈な左ストレートをきっかけにダウンを奪ってサドラーをめった打ち。プロボクシング前WBC世界フライ級王者・八重樫が怪物ゴンサレスと果敢に打ち合った一戦をテレビで見て刺激を受けたそうで「あのスピリットで戦った」と最終回も一方的に攻め続けた。09年7月のUFCデビュー戦白星を最後に続いた連敗を4でストップ。「勝利は本当にいいものだと39歳にして感じた」と目を潤ませた。リング上ではシウバとの次戦対決を希望したが、その後に引退発表を知らされ「憧れの選手だったのでショックです」と寂しげだった。

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2014年9月21日のニュース