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八重樫「生きざま見て」 「KOでバトン」と井上

[ 2014年9月3日 17:12 ]

 世界ボクシング評議会(WBC)ダブルタイトルマッチ(5日・代々木第二体育館)の調印式、記者会見が3日、東京都内で行われ、4度目の防衛を目指すフライ級王者の八重樫東(大橋)は、39戦全勝のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)戦に「命を懸けて全力で立ち向かう。生きざまを見届けてほしい」と熱い思いを語った。

 3階級制覇が懸かるゴンサレスはリラックスした様子で「あとは神の祝福を待つだけ」と余裕たっぷりだった。

 初防衛戦のライトフライ級チャンピオン、井上尚弥(大橋)は減量がうまく進み「自信に満ちあふれている。八重樫さんの背中を押すようなKO勝ちで、バトンを渡したい」と生き生きした表情。挑戦者の同級13位、サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)は「(井上は)減量がかなり厳しそうだ。怖くない」と不敵に笑った。

 帝拳ジムに移籍して臨むロンドン五輪金メダリスト、WBCミドル級12位の村田諒太はプロ5戦目のノンタイトル10回戦に向け「歴史的な日に参加できて光栄。面白い試合を提供したい」と意気込んだ。

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2014年9月3日のニュース