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興毅、今週中に移籍届提出へ JBC「精査する」

[ 2014年7月1日 05:30 ]

亀田興毅

 ボクシングの元世界3階級制覇王者の亀田興毅(27)が今週中に移籍届を日本ボクシングコミッション(JBC)に提出することが濃厚となった。今後、複数の移籍先候補の中から最終調整に入る予定で、関係者は「できる限り早く移籍先を決めて、手続きを進めたい」と話した。

 昨年12月のIBF世界戦で次男・大毅が負けて王座保持となった問題で、亀田3兄弟は事実上の国内活動停止処分となっている。元協栄ジムマネジャーの大竹重幸氏を新会長として再出発を図る予定だったが、東日本ボクシング協会は同案を却下。国内で試合をするためには新たな移籍先を探す以外の道は閉ざされており、興毅はWBAスーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)との指名試合実現のために移籍を決めた。

 12日に米ラスベガスで防衛戦を予定しているWBO世界バンタム級王者の三男・和毅とメキシコなどで練習を続ける大毅は早急な移籍を保留している。

 JBCは移籍届が提出された場合、「規律委員会を開いて精査する」としており、すぐに移籍が認められるかどうかは不透明だ。

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2014年7月1日のニュース