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山中V6!5連続KO防衛は日本人世界王者歴代2位タイ

[ 2014年4月23日 20:40 ]

2回、ダウンを奪いガッツポーズの山中

プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・山中慎介―同級3位シュテファーヌ・ジャモエ

(4月23日 大阪城ホール)
 プロボクシングのダブル世界戦が23日、大阪城ホールで行われ、WBC世界バンタム級タイトルマッチは王者・山中慎介(31=帝拳)が挑戦者で同級3位のシュテファーヌ・ジャモエ(24=ベルギー)を9回11秒、TKOで下し、6度目の防衛に成功した。

 世界王座の5連続KO防衛は長谷川穂積(真正)がWBC世界バンタム級王者時代にマークした記録に並び、日本人世界王者で歴代2位タイとなった。

 山中は序盤から鋭い踏み込みでジャモエのボディーに左ストレートを打ち込む。2回には顔面への左ストレートでダウンを奪った。主導権を握った王者は4回終了時点での公開採点で3人のジャッジがすべて40―35と大きくリードした。

 その後も一方的に攻めた王者は8回にも左ボディーストレートと顔面への左ストレートで2度のダウンを追加。そして9回、左ボディーストレートでダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

 5連続KO防衛は長谷川に並び、日本人世界王者の歴代2位タイ。次の防衛戦で、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高(協栄)の持つ最多記録の6連続KO防衛を目指すことになる。

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